一里塚  
今の八鬼山を歩くと、町石はその間隔も立ち方もまちまちになっ ています。これは、長い年月の間に風水害などによって散逸したも のを郷土史家たちが広い集めて古道沿いに安置しなおしたものが多 いためなのです。 
 地蔵をよく見るとひとつひとつに「十五丁」な どと距離が刻まれています。本来はその数の順番通りに一丁おきに 並んでいたのです。