徐福廟
徐福は中国・秦(BC259〜同210年)の始皇帝に仕えた法士で、始皇帝の命によって、不老不死の霊薬を求めて多くの家臣とともに熊野地方に渡来した、と伝わっています。薬草「天台烏薬」を発見しましたが秦に帰ることはなく、この地を安住の地と定めて農業・漁業・工芸などを教えたといわれています。

JR新宮駅前には徐福とその重臣たちの墓があり、1994年徐福公園として整備されて毎年8月には、中国などからのゆかりの人々も迎えての慰霊祭が行なわれています。