観心十界曼荼羅
日本中に散った熊野比丘尼が、信仰のたいせつさを説くと きに使った絵のひとつがこの熊野観心十界曼荼羅です。人生の心の 変転と、その状態を写す地獄の諸相を描いたもので、心のあやうさ と同時にその救いもまた心にあることを示しています