小雲古道と小雲取越え  
熊野川町小口から、桜茶屋跡までは「堂の坂」と呼ばれ、熊野街道 指折りの景観を誇ります。峠の杉林の中に石垣が残るだけの桜茶屋 跡の前には、昔は絵に描いたような見事な桜の大木があり、明治末 期まで茶屋が営まれていたということです。今も、ちょっと一服し たくなるような絶好の空間と見晴らしが保たれています。