小雲取と桜茶屋
小雲取・桜茶屋付近の石だたみの道をゆっくり進みます。修験の道 は神仏の宿る道であり、昔は「なびき八丁」と言われ、その道の両 側八丁(約1800メートル)は、伐採すら禁じられていました。 美しい石畳、石仏、厳然と残る自然の林、そして静寂・・・。昔な がらの姿そのままの古道を、一歩一歩祈りを込めて歩いてこそ、 「熊野」の神髄に近づくことができるのです。