三重県熊野市の楯ヶ崎
 この楯ヶ崎は、神武天皇が丹敷戸畔(にしきのとべ)を打った所 として伝えられています。又近くには千丈敷(古名阿古の平)と呼 ばれる大岩盤があり、ここで伊勢の大神と熊野権現が酒盛をしたと いい、岩に酒の流れた後があるとの伝説が残っています。 「神々の戦いたる所とて、楯をつらねたるような、巌どもあり」 増基法師「熊野の海金剛」ともいわれ県の天然記念物に指定されて います。