熊野の山中に数多く自生しているクスノキ科の植物で、この天台烏薬こそが、徐福の探し求めた不老長寿の霊薬であったといわれていました。残念ながら実際にそれほどの薬効はありませんが、根の部分が腎臓病やリウマチに効く漢方薬として利用されるほか、近年では肺ガンに対する効果も期待され、専門家による研究がすすめられています。