灯明崎
 鯨で有名な太地町にあり現在の正式表記は東明崎。牟婁の御崎、太地崎、灯明崎と名称が変化した岬で、太平洋に臨む突端には、その昔、遣唐副使として唐に渡っていた吉備真備が唐からの帰路暴風雨にあってこの岬に漂着したことを示す碑が建立されています。
 駐車場から碑のある突端へと続く500mほどの小道は、両側の椎の木枝がトンネルのように覆う心安らぐ空間です。