八鬼山町石
八鬼山古道沿いには一丁ごとに「町石(ちょうせき)」が立ち、 行程の目安になっていました。これらの町石は伊勢神宮の御師(お んし)によって奉納されたもので、すべて地蔵菩薩の形をとってい ます。

また、町石のほかに峠越えの途中で行き倒れた巡礼の墓標や 供養碑なども残っており、そのひとつ「伊勢内宮清順上人供養碑」 は、永禄9年(1569)に建立された道中最古の石仏です。