合気道開祖、植芝盛平翁は、田辺市の出身です。
植芝盛平誕生以前の植芝家には、3人の娘がおりました。しかしどうしても男の子が欲しく、そこで熊野本宮大社へ21日間のお参りを致しました。その後、願いが適い、1883年(明治16年)12月14日に合気道開祖、植芝盛平先生が、田辺でお生まれになりました。開祖は、ことあるごと、「私は、熊野の申し子だ」と言い、又、「合気道は熊野の大神さまの御息のあらわれじゃ。」とおっしゃっておられます。
*写真は植芝盛平翁と引土道雄氏
新宮では、1928年に日本で最初の合気道道場が開設を認められ、折あるごとに新宮を訪れておられました。ご生前は、新宮の熊野塾道場長、引土道雄氏を指導、氏も開祖に真剣にお仕えし、百数十回の本宮大社参拝にもお供いたしました。開祖は、引土道場長に奥義を伝授し、1969年には、開祖直伝とし、合気道十段を授けられました。
合気道熊野塾道場で、引土十段を訪ねて、諸外国より、多くの門人が、ある人は1日、またある人は、10年を越えて、何千人もの人が訪れております。
ル・ガル・ティエリーは、新宮にきて初めて合気道を知り、門人となりました。修行をはじめて6年になりますが、合気道を習うために、新宮へと、導かれてきたものと思っております。
もし、熊野塾道場を見学したいり、一度稽古を体験してみたい方は、どうぞお気軽に事務局までお問い合わせください。
合気道熊野塾道場
〒647-0005和歌山県新宮市元鍛冶町1-5-1
電話:0735-21-3103
*写真は合気道熊野塾道場にて指導する引土道雄十段