収蔵品の祭り



水門祭

「水門祭」  正確には大島水門(みなと)祭。 串本町大島で毎年2月11日に行なわれる海の祭りで、早春の海を舞台に大島・串本間で行なわれる櫂伝馬競漕が見ものです。
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千枚田お田植え祭

 自然と共生しようという知恵が生み出した千枚田での祭りです。
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御船祭り

速玉大社の大祭。熊野川を舞台に繰り広げられる早船競漕が出色です。


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古座ねんねこ祭り

神功皇后が木の葉を集め、その上でお産をしたとの故事か ら名付 けられた「木の葉神社」で12月1日、早朝6時から行な われ、旭 遥拝式に始まり、宮司が巻ござや、乳房形のものを持っ て「ねんね こねんねこ、ころろんよー」と唱える子守の神事を持 つ奇祭です。 10歳の美しい少女がその年の「依りまし役」として選ば れおひつを頭の上に掲げ、ご飯持ちとしての役を果たします。その 後、お 弓行事、みかん問答等独特な神事が続き、県の無形民族文 化財に指定されています。
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勝浦櫂伝馬

那智勝浦町勝浦は、昔より港町として栄え、近畿の最大の 鮪漁の基地として賑わいを見せています。この港の入り江奥に鎮ま っています、勝浦八幡神社の例大祭は、毎年9月15日に行われま す。神社での神事の後、魚市場の前の勝浦湾で、伝馬船に氏子が乗 り競争するのが、櫂伝馬です。その伝馬船の一艘には、厄年の若者 が乗ります。気性の荒い漁師が操る伝馬船の競争は、海の神社にふ さわしい勇壮な祭りであり、人生儀礼として厄年を迎えた若者が、 厄落としのため、またその力を示すために参加します。
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浜の宮櫂踊り

那智勝浦町浜の宮、熊野三所大神社(くまのさんしょおお みわやしろ)に古くから伝わる郷土舞踊です。日本 各地に伝わる 大漁踊りのひとつと思われますが、優雅な手振りは、この踊り独特 のものです。◯に十の印の入 った鉢巻きと法被を付けて、腰には 棕櫚の腰みのを巻き櫂を持って、笛に合わせて踊ります。
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河内まつり

牛頭天王(ゴズテンノウ)、即ち熊野での植林の祖として 崇められる素盞鳴尊(スサノヲノミコト)信仰と土着の農耕、魚労 信仰が混 然と混じり合い、古座川河口の清暑島(河内島)を中心 に繰り広げ られる壮麗な祭りです。

   

7月23日早朝、古座神社下の海岸での潮汲み神事から始 まり、各家庭を清める注連掛け、24日の入り船式、宵宮、夜篭り と続く 中で、特に渡御の際に船の上で朗々と謡われる「御船歌」 は、櫓漕 ぎの歌と言うよりむしろ「謡い」に近く、宵宮にいっそ う幽玄さを 加えます。25日は、本祭で、奉告祭に続き「ショウ ロウ」と呼ば れる男女の子供の依り主を先頭に船団を進め、御祭 礼が始まり、古 座獅子として有名な獅子舞の奉納、直会座での花 回りの後、いよい よ熊野水軍の根拠地としての面目躍如たる櫂伝 馬の競漕となります。 この時の櫂の漕ぎ方は鯨船の名残だとも言われております。その後 御座船式をもって全てが終了いたします。

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ヤーヤ祭り

毎年2月に行われる尾鷲神社の例祭。海の男たちのエネルギーがあふれる奇祭として知られています
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本宮大祭
熊野三山では、夏に那智大社の扇祭(火祭り)、秋に速玉大 社の御船祭り、そして春に本宮大社の例大祭が行われます。この本 宮の大祭は毎年4月13日に幕をあけ、湯峰から大社への湯登神事、 御田祭、大社から旧社地である大斉原(おおゆのはら)への神輿渡御 など3日間にわたって華麗な歴史絵巻が繰り広げられます。
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