癒しの体験 ー 熊野古道を歩く(NO.1)
癒しの体験 ー 熊野古道を歩く(NO.2)
癒しの体験 ー 熊野古道を歩く(NO.4)
しかし、苔むした礎石や石垣が残っており、春は桜、秋は紅葉が美しく、いまなお神聖感をたたえています。4月15日の例大祭には、500メートル離れた現大社から大斎原まで、古式ゆかしく行列が渡御します。
熊野本宮大社は、熊野速玉大社・熊野那智大社とともに熊野三山
を構成し、全国熊野信仰の総本宮の位置を占めています。
新宮市街地の東部、熊野川河口からのびるのが「王子ガ浜」。市民には「大浜」の名称で親しまれている海岸です。
近くには熊野九十九王子のひとつ「浜王子跡」があり、古くは熊野速玉大社から那智大社へと向かう熊野詣でのルートになっていました。今でこそ巡礼の姿は見られませんが、アカウミガメの産卵地として活発な保護活動が行われており、また、2月の御灯祭りには一部の有志によってこの海岸での潮垢離が復活しています。
太平洋の荒波が岩にくだけるこの場所が「御手洗」で、熊野詣での道は岩場を避けるように内陸へと続き、高野坂へと至ります。
大浜から広角(ひろつの)の一里塚を過ぎて取りかかる急坂が「高野坂(こやざか」です。30分ほどで三輪崎の海辺へと至るこの坂には、昔をしのぶ石畳や巡礼をなぐさめた地蔵、石碑などが残っています。
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